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今月のア・ラ・カ・ル・ト
月のアラカルト
風薫る皐月 Mayです。世の中はGW。上手に休みを組み合わせれば9連休になるとのこと。インバウンドで有名観光地は超満員、物価も高くなっていて、カプセルホテルの宿泊料が1万何某との報道にびっくり。安・近・短の旅。今年の人出はどうなのでしょう。
先月13日から大阪・関西万博が開催されています。1970年に開催された大阪万博からちょうど55年目に大阪で開催される万博です。戦後25年目、高度成長時代に千里丘陵で開催された大阪万博は、東京オリンピックに次ぐ世界的なビッグ・イべントとしての期待度も高く、その熱気をひしひしと感じました。当時は関西に暮らしていたので、地元だったからかもしれませんが。友人や遠くからの親戚などと何度か行きました。
あれから沖縄では海洋博、筑波で科学万博、愛知万博…とありましたが、今度の万博は何か否定的な意見も多く聞かれました。建設費用が高騰しており、参加希望国が二の足を踏んでいるとか、人手不足で工事の進捗が遅れている、シャトルバスの運転手不足等々。跡地をカジノにする、という構想もあるようで(一時ほど話題に上りませんが)、それが否定論に拍車をかけたのかもしれません。
大阪万博の跡地は、万博公園になっており、博覧会で最も注目を浴びたモニュメント、「太陽の塔」が今でも存在しています。宝塚へ帰省の折に名神高速から中国道に入ってしばらくすると、千里の高層マンション群と大観覧車、「太陽の塔」が見えます。はるか昔、55年前を思い出します。人、人、人…どのパビリオンへ行っても大行列でした。「月の石」を展示したアメリカ館など話題になったパビリオンは見学しましたが、一番覚えているのはブルガリア館で食べたプレーンヨーグルトと粉砂糖が美味しかったのと、ザイザラザウルス(ローラーコースター)が怖くて泣いてしまったことです。ヨーグルトはネットで調べると、日本におけるヨーグルト革命だったようです。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。大阪万博当時にはなかったモノ/コトが今は日常になっています。スマホ、PCなどで世界中の情報が即時に届き、また調べられます。またAI(人工知能)が人間の知的能力を高めてくれています。おそらくこれらの機能を最大限に駆使して、さらに発展させた未来想像図を見せてくれているのでしょう。多くの見物客が訪れることを願っています。しかし、オオサカノナツハアツイ!(K.M)
委員長 中村 勤
事務局
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塩原峻郎
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