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★★★ 連綿と続く芸術への熱き想い ★★★



今月のア・ラ・カルト

無月、6月になりました。長い連休、改元の騒ぎと異常な暑さに終始した5月でしたが、はてさて今月はどうなりますことか。6月といえば衣更え、雨の季節と決まりきった通念が通用しなくなった昨今の気象、暑さも雨も程々にと願うばかりです。
供の進級に合わせて当地に引っ越しました。新しい生活のリズムもできた6月頃だったと思います。かねてより庭のある家に住み、犬と鶏を飼いたいというのが子供たちの夢でした。犬は早々に娘の友達が捨て犬を拾ってきてくれました。白くてとても可愛い子犬、その頃よく見ていたアニメからいただいてバロンと名付けました。さあ次なるミッションは鶏です。当時は地元の神社にそれは沢山の鶏がいました。ある日「今日は鶏とりに行こう!」ということに。ポップコーンと段ボール箱、虫取り網を用意して家族一同、意気揚々と出かけました。先ず社務所に行って恐る恐る「あのう~鶏が欲しいのですが、捕まえてもいいですか?」と聞くと「どうぞ、どうぞ・・・上手に捕まえてくださいね」とにこやかなお返事。一同うれしくなって「私はあれ」「僕はこれ」とそれぞれ好みの鶏を決めてとりとりにとりかかりました。社務所の女性の「上手に~」という言葉の意味が分かるのはこの後です。
ってとても素早い生き物なのですね。ポップコーンをあげるとサァーと寄ってきて競い合うように食べます。そこで目をつけた個体を捕まえようと網をもって近づくとバタバタバタと奇声をあげて散ってしまうのです。2~3回試みましたが、何といっても昼間、人目もあり、恥ずかしく、「そうだ鳥は鳥目だから夜に出直そう!」ということに。暗くなるのを待ってまた同じ支度をして出かけました。そして分かったのです。夜になると鶏は高いところで休むことが。境内は深と静かで人っ子一人ではなく鶏っこ一羽いません。彼らは木の枝に載って静かにお休み中でした。こうして私たちの鶏とり大作戦はやむなく頓挫し、あの「上手に~」という言葉と女性の笑顔だけが何年も経た今も記憶の底に残っています。そしてあんなに沢山いた神社の鶏もいつの間にか1羽も見かけなくなりました。

になって市民タイムスの隅に「チャボあげます」とありました。そして白黒の碁石模様のチャボが2羽、しかも「鴨が葱」ではなく「チャボが新米」を背負って家族に加わりました。これがまた幾つかのエピソードを残してくれるのですが、続きはまたの機会に。(K.M)

<お知らせ>
第72回中信美術展日程のお知らせ

 第72回中信美術展は、以下の日程で開催いたします。
会期 2020年1月3日(金)~13日」(月・祝)6日(月)休館日
搬入 2019年12月15日(日)
搬出 2020年1月13日(月・祝)

  • 個展・グループ展に会員の個展・グループ展情報を掲載します。
  • 事務局までお知らせください。

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中信美術会

委員長 
 矢野口 靖
事務局 
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 TEL 090-2219-6840